写真中央が和久井さん

――古橋が自身のリーグ戦得点記録を更新したことについて

(自身が記録を打ち立てたことは)日本人としてはうれしい気持ちはありますけど、当時も記録を意識していなかったです。

なので、その当時(記録を樹立した2014年)からおそらく1、2年後ぐらいに結果的に(記録を樹立したことが)そうなったと聞いていて。それからいろいろなところで取り上げていただいて認識しました。

その前提でそれ(記録)を超える人が早く現れてほしい気持ちは常にあった。特に今年は注目して拝見させていただいて、(古橋が自身の記録を上回り)すごくうれしいですね。

――エストニア1部で21得点。当時所属していたノーメ・カリュでは主にどのポジションを任されて得点記録を達成しましたか。

当時はおそらく左サイドとトップ下をやっていたと思います。

――得点を量産していた当時、周囲の反応はいかがでしたか。

特に変わらないですね。最初のころは一桁後半に得点を決めたり、2桁に入っていく段階では期待やプレッシャーはあった記憶があります。

得点を重ねていくとチームとしての求められる役割が増えていきましたけど、それを超えてくる時期がありました。

2桁に入った後半ぐらいから(プレッシャーなどが)無くなっていく。どちらかというと得点よりかは、それ(プレー)自体を楽しんでいくようなイメージでやっていたので。

周りの環境も含めて、あまり(得点を)意識しない状況になっていました。