今季バーンリーの監督としてすでにプレミアリーグ昇格を成し遂げたヴァンサン・コンパニ。40試合を終えて26勝12分け2敗と圧倒的な成績を残しており、2位のシェフィールド・ユナイテッドまで14ポイントもの差をつけている。
しかもプレーしているサッカーは非常にテクニカルで攻撃的なもので、まさにジョゼップ・グアルディオラらの薫陶を受けたコンパニらしい戦術だと高く評価されている。
それもあって、現在彼にはトッテナム・ホットスパーから来季の監督就任オファーが舞い込んでいると伝えられている。
またバーンリーはプレミアリーグ昇格してもコンパニ監督が求めるような補強が不可能な経営状況にあるため、報道では「退任したくなるのではないか」とも推測されていた。
『Metro』によれば、「バーンリーで満足しているか、トッテナムでの仕事に関心はあるか」と効かれたコンパニ監督は以下のように答えたという。
ヴァンサン・コンパニ
「私は自分の将来に対して無駄に答えはしない。
バーンリーで今季仕事を始めたときにも言ったが、いつかこのような質問が来るだろうなと予想していたよ。まあ聞いてくれ。
私は次の試合、レディング戦に向けて集中している。質問についてはわかっているが、他に何を言えばいいのか。『満足していない』というべきなのかい?
この大会で今我々は14ポイント差を付けて首位に立っている。うまく行っているよ。重要なのは、『常に幸せであれ、しかし満足すべきではない』ということさ」
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「幸せであるが満足することはない」と自分のスタンスを答えたコンパニ監督。今のところは全く先のことは考えていないそうだ。