小笠原満男

在籍期間:2006年8月~2007年6月(6試合1ゴール)
在籍したクラブ:メッシーナ(イタリア)

鹿島アントラーズの選手は海外に合わないのではないか?ファンの間でしばしば囁かれていることだ。

地域柄、あるいは伝統的に寡黙で“背中で見せるタイプ”の選手が多いことがその理由の一つとして推測できるが、レジェンドである小笠原はまさにそうした選手の代表例だろう。

メッシーナでの出場は1シーズンでわずかに6。中田英寿や中村俊輔と同じトップ下の“王様”として海を渡ったが、ポジションもボランチに下げられた。

しかしこれが彼の転機となり、イタリアで球際の激しい守備を覚えた小笠原は、ボランチとして鹿島の黄金時代を築いていった。