能力の高さを買われ、前Jリーグチェアマン村井満氏のオファーにより2018年2月からJリーグの専務理事を務めていたものの、昨年3月に任期を終えて退任。再びファジアーノ岡山へ戻り、オーナー(筆頭株主)となった。
2010年には約28万人の署名を集め、専用練習場となる政田サッカー場の整備につなげた木村氏。
それから10年以上が経ち、クラブのJ1昇格がまさに現実的な目標となった今だからこそ、「新スタジアムを」という気持ちは強く抱いているのは彼だけではないだろう。
「極端な話ではなく、県民一人ひとりの皆さんと会話をしていかないと。練習場を作った時もそんな感じでした」と“プロセス”について語った木村氏は最後、自らの想いを明かしている。
「4年間、コロナもありましたが、日本サッカーのために十二分に尽くした思いは持っています。ただやっぱり、われらのファジアーノ岡山がそういう舞台に立つことがないと、自分の中の何かが満たされないんですよね。タイトルを取る瞬間を見たいというのが一番の想いです」
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新スタジアムに向けた動きも気になるファジアーノ岡山は今週末、7日(日)にFC町田ゼルビアとアウェイで対戦する。