「なんで俺この大人しい人とガツガツやんなきゃいけないんだろう?」

また、蝶野氏が「サッカーはチームスポーツ。プロレスは個人」と語り、若手時代に「他人と同じことをするな」と教育されたことを明かすと、鈴木はこう反応した。

鈴木「俺はフォワードなので、ポジション的に。『俺がおいしいとこ持ってく』じゃないですけど、その気持ちはめちゃくちゃ大事だなと。

最終的にFWなんかそうですけど、いくら頑張ってもやっぱりゴール決めないとなかなか評価されにくいポジションなので。そういった意味でそのメンタル的な部分はすごく大事かなと」

蝶野「試合でマークされてるDFとガチガチだったりするの?」

鈴木「Jリーグだと結構相手選手も何回もやってるんであんまり皆ないと思うんですけど…俺はやっぱり“喧嘩スタイル”です。

喧嘩腰でいかないと、どっかこう優しい気持ちが出ちゃうんですよ。強く行けなかったりとか。

極論いうと『なんで俺この大人しい人とガツガツやんなきゃいけないんだろう?』とかって…できない(できなくなる)んで。

自分が喧嘩腰でいって…多少自分が悪くても、強引に試合に入るじゃないですけどってのは、特に俺はやっぱフォワードなんで意識してます」

あえて喧嘩腰でいくことで優しくなってしまう自分が出ないようにしているのだという。

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ただ蝶野氏が「サッカーはホームとアウェイがあるわけだからアウェイで悪態をつくとかアリなんじゃないかなと思うよね。やり方として」と提案すると、鈴木は「アウェイで悪態をつくと…相手サポーター(だけ)じゃなくて、さらに周りのサポーターも『アイツなんだよ』ってなって…全員敵に回すんですよ(笑)。結構それはそれでまたしんどいので…」とちょっと弱気になっていた。

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