小笠原満男

1979年4月5日生まれ

鹿島アントラーズ在籍:1998-2018(※2006-2007はメッシーナへ期限付き移籍)

1979年生まれの「黄金世代」。同期には東福岡、帝京で選手権決勝を戦った本山雅志と中田浩二、さらには鹿島ユースから昇格した曽ヶ端準がいて当時から大きな注目を集めていた。

その中でも、クラブに一番大きなものをもたらしたのはこの選手ではないだろうか。

イタリアのメッシーナへ行く前までも、2000年に達成したJリーグ史上初の3冠などチームに多大な貢献をしていた。しかしメッシーナでの厳しい1年を経て復帰を果たすと、40番を背にボランチが主戦場となり、まさしくチームの核となった。

フットボーラーとしてのクレバーさに磨きがかかり、“小笠原のチーム”となることで鹿島は「常勝軍団」と呼ばれるようになっていった。そのメンタリティは、背番号とともに鈴木優磨へと受け継がれている。