『Marca』によれば、補強が大失敗するなど全く計画性がないクラブにファンは怒り心頭だとか。
サイドの人材がいない一方、MFは人材過多。さらに、古傷を抱える選手が多く、起用された32人のうち、ほとんどの選手が一度は故障したそう。さらに、退場の多さも足を引っ張った。
41歳の大ベテランFWルベン・カストロを擁するなど2部でも6番目となる1150万ユーロ(17億円)の給与総額がありながら、シーズン中に2度の監督交代を余儀なくされるなど大失敗。
多くの選手の契約には降格した場合の退団条項があるため、来季は“地獄の1年”になりうるとも。
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アル・ターニー一家の稚拙な経営で破産危機にあったマラガは、2020年に裁判所の命令によってオーナーのアブドゥラー・アル・ターニーが失職。それによってクラブ消滅は回避できたが、同氏はクラブ経営権を自らの手に戻すよう訴えており、混迷は続いているようだ。