鹿島アントラーズは30日、新スタジアムプロジェクトの進捗状況を報告した。
Jリーグがスタートした1993年より、茨城県立カシマサッカースタジアムをホームとして使用している鹿島。
2002年の日韓ワールドカップに合わせた増改築を経て、現在は40,728人を収容。クラブのホームスタジアムとしてだけなく、地域のシンボルとしても存在している。
そうしたなか、鹿島が2021年10月1日に発表した新スタジアムプロジェクトは、常に進化するプラットフォームとして地域とともに成長を掲げ、イベント開催などが可能な多機能化および周辺開発との連携を実現。
また、年数経過や海風による塩害を起因とした施設老朽化の対策として、まちの象徴となる新たなスタジアム建設を目指すための計画だ。
鹿島は現在、茨城県、ホームタウン5市とも連携しながら、建設に向けた調査や方向性の整理、建設地の検討などを進めている。今回はプロジェクト発表からこれまでの進捗状況が報告された。
クラブ創設30周年の2021年10月に発表された新スタジアムプロジェクトは、以下の通り。
・5年後(2026年)を目途に、新スタジアムについての方針を決定
・スタジアムの完成に終わりは設けず、常に進化するプラットフォームとして建築
・イベント開催も実施できる機能を有するなど、周辺開発も進めながら新たなまちのシンボルとして利活用される施設を目指していく