意外性のあるボックスストライカー

2016年11月に2018年ワールドカップロシア大会ヨーロッパ予選に向けたイタリア代表に招集されるも、出場はできなかった。

2017年5月には若手主体のイタリア代表のBチームに招集されてサンマリノ代表と対戦し、ハットトリックを決めた。

だがこれ以降イタリア代表から招集される機会がなかったため、2020年10月30日に母親の母国であるペルー国籍を選択して、ペルー代表入りを果たした。

これまで26試合8得点と主力として活躍しており、相手を出し抜くオフザボールの動き、精度の高いシュート、守備の綻びを見逃さない戦術眼など、卓越したポジショニングと捕まえきれないフリーランを駆使してボックス内で勝負する。

また時折ファンタジスタと見間違えるような繊細なタッチとアイディアも見せるため、日本代表DFからすれば動きが読みづらい相手になるだろう。

この他、39歳の鉄人FWパオロ・ゲレーロやオランダの強豪フェイエノールトで存在感を見せている若手左サイドバックのマルコス・ロペスがいる。

【関連記事】「中米の日本だった」wyvern間瀬秀一監督が現地で感じたエルサルバドル

日本代表は2007年3月24日以来の勝利をペルーから挙げることができるのか。南米の曲者集団との一戦から目が離せない。

【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら