チェルシーのオーナーを務めているトッド・ボーリー氏のグループ「BlueCo」が、フランス・リーグアンのストラスブールを買収したとのこと。

トッド・ボーリー氏は昨年ロマン・アブラモヴィッチ氏からチェルシーの株式を買い取ったアメリカ人実業家。

彼が率いている投資家連合のクリアレイク・キャピタルは、マンチェスター・シティのように世界の複数クラブをグループ化することによって似た経営モデルを構築しようというプランを持っていたという。

そして今回、川島永嗣と鈴木唯人が所属しているフランス・リーグアンのストラスブールを6500万ポンド(およそ117.3億円)で買収することを決め、その取引を完了させたとのこと。

『The SUN』によれば、元々「BlueCo」は少数株主に留まる予定であったものの、その状態では支配権を行使できないことが明らかになり、最終的にはほぼ100%の株式を買収することになったそう。

ただ、これまでストラスブールの会長を務めてきたマルク・ケレル氏はそのまま留任し、その他スタッフにも大きな入れ替えは行われないようだ。

しかしながら、ストラスブールのファンの中にはトッド・ボーリー氏の買収を快く思わない者もいるそうで、ウルトラスの一部は抗議活動も行っていたという。

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トッド・ボーリー氏はボルドー、リヨン、ソショーなどにもアプローチをしていたことが明らかになっており、現在ポルトガル1部のポルティモネンセも買収する可能性があるそうだ。

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