ヴィッセル神戸は15日、セルジ・サンペールとの契約を双方合意の上で解除し、7月16日(日)のサガン鳥栖戦をもってチームを離れることを発表した。

サンペールは28歳のスペイン人MF。2019年3月に神戸へ加入し、バルサ出身らしいボールの配給力で中盤の底からゲームを組み立てるなど、神戸にポゼッションスタイルを植え付けた立役者の一人だ。

昨年3月に右ひざ前十字靭帯を損傷し、長いリハビリを経て今年4月に実戦復帰。しかし今季ここまでリーグ戦の出場はなかった。

以下はセルジ・サンペールのコメント。

「日曜日の試合を最後に、皆さんにお別れを言う時が来ました。この神戸に4年以上いましたが、ファンからの愛情を感じながら、とても幸せな時を過ごせたことに本当に感謝しています。神戸に来る前は、ここまで幸せな日々を送れるとは想像もできませんでした。これも全てファン、チームメート、スタッフ、クラブ職員の皆様のおかげです。この4年間、いい時もあれば苦しい時もありましたが、自分が持ち帰るのは、たくさんの美しい思い出ばかりです。この先、自分がどこに行っても、皆さんと心を一緒にしてチームを応援し続けます」

【関連記事】アンドレス・イニエスタ退団。夏の補強は?首位に立つヴィッセル神戸の分水嶺

サンペールは16日にノエビアスタジアム神戸で行われる鳥栖戦において、18:04頃よりピッチ上で挨拶を行うという。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい