昨季ポルトガル1部のカーザ・ピアでプレーしていたMF邦本宜裕が、マレーシアリーグ1部のジョホール・ダルル・タクジムに移籍する可能性が高まっているようだ。
邦本宜裕は1997年生まれの25歳。浦和レッズのユースを退団し、その後アビスパ福岡でJリーグにデビューした攻撃的MFだ。
しかしながら2017年にアビスパ福岡を契約違反のために解雇されることになり、それからは韓国の慶南FC、全北現代でプレー。飲酒運転が発覚したことで契約解除になり、その後カーザ・ピアへと移籍した。
昨季はポルトガルリーグで24試合に出場したものの、相馬勇紀が加入したこともあって終盤戦では存在感を失い、今夏はチームを離れていた。
ジョホール・ダルル・タクジムは現在マレーシアリーグを9連覇している強豪チームで、東南アジアではトップクラスの実力と資金力を備えている。
2015年からジョホールでプレーしてきたアルゼンチン人MFのレアンドロ・ベラスケスが先日大きな怪我を負って離脱しており、退団する可能性もあると言われている。邦本宜裕はその穴を埋められる存在だと期待されているようだ。
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ジョホールには、ジョホールFC時代の2006年に石田博行、2020年から2021年に廣瀬慧が所属していたため、もし邦本宜裕が加入すれば歴史上3人目の日本人プレーヤーとなる。