そうしたなか、元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーは、『Sky Sports』でこう述べていたそう。
「審判を見てくれ。『ノーモア、これ以上はダメ』(と言っている)。
アーセナルは時間稼ぎをしている。彼はトーマス・パーテイに伝えている。
アーセナルがスローインを得てから、20秒くらい経っていた。
冨安のことは気の毒に思う。当初はパーテイが引き受けていたと思うからね。
ハヴァーツがボールを拾ってから20秒ほど時間がある。ただ、ハヴァーツは冨安を見て、ボールを彼に投げる。
冨安が時間稼ぎをしようとしていたとは思わない。素早くスローインをしようとしていた。実際、ボールを拾うために走っていた。彼は遅くなかった。
レフェリーのことも理解できる。ただ、彼はチームからひとりを選んだ」
キャラガーが指摘していたのは、冨安にカードが提示される前の場面。主審は右サイドバックのトーマス・パーテイに対してボールを早く返すようにというような仕草をしていた。
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キャラガー的には、パーテイに対してカードが提示されていてもおかしくなかったほか、ハヴァーツの時点で時間がかかっており、冨安はそれらの犠牲になったと感じているようだ。