3年次で柏から早期内定オファー

昨冬の全国大学選手権では九州の強豪福岡大、三笘薫(プレミアリーグ・ブライトン)を輩出した名門を立て続けに破って中京大は8強入りを果たした。その中でも桒田はセンターバックとして空中戦と球際の強さ、正確なロングフィードなどでプロのスカウトから絶賛されるほどの活躍を見せた。

今年春はデンソーチャレンジカップではU-20全日本選抜チームに選出され、J1ヴィッセル神戸側で練習生としてJ3松本山雅とのトレーニングマッチに出場するなど話題に事欠かなった。

そして今年6月1日に柏から2025年シーズン加入内定を発表された。

3年次での早期内定に「レイソルから(練習参加の打診が)来たときは嬉しかったです。もし試合に出られれば地元の友達も見に来れて、そういう中でやれたりしますから。親もそうですけど、応援してもらいやすい環境でやれます。それでいてレベルも高かったので、(オファーを)もらったときは嬉しかったです」と笑顔で振り返った。

同ポジションのDF古賀太陽とは1度食事に行ったこともあり、「そんなにはっきり言われてないですけど、ビルドアップとか落ち着いてやればいいんじゃないか」とアドバイスも受けたという。

大学サッカー屈指のポテンシャルを秘めている千葉県出身のセンターバックは今後の成長も大きく期待されている。

将来に向けて「自分の特徴はヘディングや(身体の)強さがありますけど、それに加えてビルドアップや安定感というところが、まだ課題だと思っています。そういった隙のないセンターバックになって、守備のところでレイソルに貢献していきたいと思ってます」と未来を見据えてさらなる成長を誓った。

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夏の全国大会では本領を発揮できなった桒田だが、冬のインカレ出場権を勝ち取り、全国の大舞台で雪辱を果たす。

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