他チームの動向
現在20位のレノファ山口、19位の栃木SCは双方勝ち点42と降格圏の大宮との勝ち点差が6と安全圏にいるように見えるが、山口は大宮との得失点差に差があまりないため、勝ち点で並ばれれば逆転J3降格のリスクが潜んでいる。
山口の残り4試合はファジアーノ岡山(直近5年間の5試合2分3敗)、ベガルタ仙台(1勝1分1敗)、首位の町田(3勝2敗)、ロアッソ熊本(1勝2分2敗)と残留争いのライバルや首位を走る強豪などから勝ち点を稼がなければならない。
栃木は現在4連敗中であり、残り4試合の対戦相手は大分トリニータ(3分2敗)、岡山(2勝1分2敗)、東京V(1分4敗)、磐田(1勝1分3敗)と相性の悪いチームとの連戦が続くため、連敗を食い止めなければ大宮に追い抜かされる可能性がある。
2チームともに岡山との試合を控えている。岡山もJ1昇格POを狙っているため、この2試合は絶対に落とせない試合だ。J1昇格を狙う岡山とJ2残留を争う山口と栃木の一戦は必見だ。
そしてJ2勢で唯一天皇杯で4強入りした熊本は残り4試合で町田(3分2敗)、清水(1敗)、甲府(1勝2分2敗)、山口(2勝2分1敗)と上位勢との連戦を終えた後に最終節は残留争いのライバルと対戦するハードな組み合わせとなっている。