首位神戸を支えるアカデミーの星

佐々木大樹

所属:ヴィッセル神戸

ポジション:左ウイング、右ウイング、インサイドハーフ

今季の神戸は得点ランキングトップを走る元日本代表FW大迫勇也、無尽蔵のスタミナでサイドを駆け上がる元日本代表FW武藤嘉紀の活躍が目立つが、下部組織出身の佐々木大樹が今季リーグ戦29試合7得点2アシストと素晴らしい活躍を見せている。

吉田孝行監督の意図を理解して行動に移す戦術理解能力の高さにも秀でており、サイド、インサイドハーフと異なるポジションでも高い質で難しいタスクをこなしている。守備時でも強度の高いプレスで、相手ボールホルダーに激しくプレッシャーをかけ、敵のパスワークを乱すための献身的な動きも卒がない。

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今月21日に開催されたJ1第30節鹿島アントラーズ戦で2得点を挙げて、視察に来ていた森保一日本代表監督の前でアピールして見せた。日本代表の左サイドの層が薄いことや複数ポジションをこなせるため、代表入りも夢ではない。このまま活躍し続ければ、既に欧州へ渡った神戸アカデミーの後輩小林友希(スコットランド1部セルティック)、小田裕太郎(スコットランド1部)に続くかもしれない。

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