Jリーグが開幕して30年が経ち、これまで数多くのブラジル人ストライカーが来日して、印象的な活躍を披露してきた。中にはアッと驚く電撃移籍などでストーブリーグでも盛り上がることがあった。

その中でも来日した際は大きな盛り上がりと期待を受けたにもかかわらず、期待した結果を出せなかったブラジル人ストライカーもいる。

今回は期待以上の働きをJリーグで見せなかったブラジル人ストライカー3選手を紹介する。

元ブラジル1部得点王は柏で輝けず

エデルソン

加入したJクラブ:柏レイソル

2013年シーズンにブラジル1部アトレチコ・パラナエンセでリーグ戦34試合21得点でブラジル1部得点王に輝いたエデルソンは、絶妙なオフザボールの動き出し、得点嗅覚に優れたストライカーだった。

2015年7月に柏へ加入した際は、得点王の来日にサポーターが沸いた。MFジョルジ・ワグネル、MFレアンドロ・ドミンゲスと2011年シーズンにリーグ初制覇に貢献したブラジル人もクラブを去っていただけに、大きな期待を受けていた。

だが蓋を開けば加入シーズンはリーグ戦8試合1得点、翌2016年シーズンはリーグ戦10試合1得点とエデルソンの日本挑戦は失敗に終わった。獲得に約4億円の移籍金がかかったと現地紙が報道していただけに、想定外の補強となった。