また、大きな3点目のゴールをヘディングで叩き込んだ宮武隼人(4回生)は以下のように振り返った。

――勝利おめでとうございます、勝利とゴールの感想は?

前半は結構相手にボールを回されて厳しい展開だったんですけど、後半は相手よりもギアを上げてプレーできたことが勝利に繋がったかなと思います。

ヘディングは自分の武器にしているところだったんですけど、4回生になってからラスト1年のリーグ戦ではなかなか点が決めれられませんでした。

最後にこのような形でコーナーキックからヘディングで点が取れてすごく嬉しいです。

――同じ4回生の金原航大選手からのアシストでしたね。大学4年間振り返ってどうですか?

金原とは1年生の頃からずっと一緒にやっているので、気心の知れた仲です。航大のアシストから決められたのはすごく嬉しいですね。

僕は後期入部組で、加入したのが1年生の10月からだったんです。1年目をほぼ経験していないところから大学サッカーが始まりました。

元々は大学でサッカーもするつもりもなかった。そんなところから、22歳になっても本気でボール追いかけられているというのは…すごく感じさせられるものがあります。

この選択をしたことはやっぱり間違っていなかったな…というのは、振り返って思いますね。

――次は決勝戦ですね。

勝っても負けてもラスト1試合ですし、自分のこのサッカー人生の中でも最後になります。

本当に自分が今までやってきたことを全力で出して、そしてサッカーを楽しむこと、勝負にこだわるということを意識してやっていきたいと思います。

――ありがとうございました!