17日にニッパツ三ツ沢球技場で引退試合を行った元日本代表MF中村俊輔。
前半はYOKOHAMA FC FRIENDSの一員として、後半はJ-DREAMSの一員として出場すると6ゴールを叩き出し、伝家の宝刀であるフリーキックでのハットトリックも達成した。
かつて中村俊輔はセルティックで活躍しただけにスコットランドでもこの話題は伝えられている。
『Football Scotland』では「中村俊輔が引退試合で圧巻FKを決める。45歳になってもまだ持っていることを証明。引退から1年後の試合でそのスキルを見せつけた。現在は横浜FCでコーチを務める彼は観客を大いに沸かせた」、『The Scottish Sun』でも「セルティックのアイコンである中村俊輔が6ゴールを決めた引退試合でFKによるハットトリック達成。体は衰えたかもしれないが、象徴であるFKはいまだ健在だ」と伝えている。
横浜FCによれば、中村俊輔は試合後にフリーキックについて聞かれると、「PK外したからね。恥ずかしいからやめて(笑)」としつつ、「取材でもよく言いますけど、壁に日本代表だった方々が並んだら絶対にぶつけたらいけないじゃないですか。だから上を超えて落とさないといけない、その先に(川口)能活さんがいるから決めなきゃいけない。すごくハードルの高い中で練習をさせていただいたのは、自分が伸びた要因です。その一つがフリーキックです」などと話していたそう。