菊池流帆
1996年12月9日生まれ
岩手県釜石市出身の菊池流帆の成り上がりもまた強烈だった。一般入学した青森山田で地道に努力を重ね、3年次のインターハイや選手権では大会優秀選手に。
進学した大阪体育大学でも着実に成長し、2017年のユニバーシアード台北大会ではレギュラーとして3大会ぶりの優勝に貢献している。
2019年にレノファ山口FCでプロ入りすると、1年後にヴィッセル神戸へ個人昇格。身体能力を生かした守備と高らかな咆哮はまもなくノエビアスタジアム神戸の名物となった。
ただ、神戸が悲願のJ1初優勝を達成した昨季は開幕直後に左膝を負傷。前十字靱帯損傷の重傷だったためシーズン中の復帰はかなわず。今年、復活に燃えている。