先日報じられた久保建英のマンチェスター・ユナイテッド移籍の噂は、どうやら実現することはなさそうだ。
元々はスペイン方面で伝えられていたニュースであったが、『Manchester Evening News』によれば「その可能性は低そうだ」とのこと。
マンチェスター・ユナイテッドは、アヤックスから獲得したブラジル人FWアントニーのパフォーマンスに満足しておらず、この1月のマーケットで久保建英の獲得に向かうという話だった。
しかもそのためにアントニーをレアル・ソシエダに譲渡する提案も行う…と伝えられていた。
ただ『Manchester Evening News』は、この冬にジェイドン・サンチョが退団する可能性が高いことを鑑みて、アントニーまで放出することは難しいだろうと推測。
またこの冬にクラブの株式を買収したジム・ラトクリフ氏がどのようなスタンスを取るのかが不透明なため、このマーケットではよほど緊急のものでなければ動きにくいという。
また、アントニーと比べて久保建英は未熟な選手であり、その交換自体がかなりリスクが高いとのこと。さらにレアル・ソシエダも久保建英をアントニーに替えることには全く同意しない意向を示しているそうだ。
マンチェスター・ユナイテッドはむしろラスムス・ホイルンと競争できるストライカーの獲得を求めており、ドニェル・マレンやセール・ギラシ、ティモ・ヴェルナーを優先するだろうとのこと。