19日に行われたイラクとのアジアカップ グループステージ第2節で1-2の敗戦を喫した日本代表。
前半5分と前半アディショナルタイムにアイメン・フセインに2ゴールを奪われると、1点を返すのが精いっぱいだった。
イラクの英雄になったフセインだが、前半終了後に交代となっている。
『DW』などによれば、フセインは筋肉に痛みがあったことから後半からベンチに下がったとのこと。
彼は「とても難しかった。最も大事なのは勝点3をとること。選手たちは感謝に値する。彼らは素晴らしい尽力を見せたし、集中力も高かった。我々は監督の要求をやり遂げた」と述べていたそう。
27歳の彼は2008年に父親をアルカイダに殺害され、数年後には兄弟がISISに誘拐され今も行方が分かっていないという。
ヘスス・カサス監督も「私も彼のことが嬉しい。傑出した選手だからね。彼のルーツやその使い方を分かっている。優秀なイラク選手がいてくれて私はとても幸運だ」と述べていたとのこと。