「中盤ボランチは、心臓ですよね。キャプテンの遠藤(航)選手。ここは外せないのかなと。
ただ、遠藤選手と組むのは、佐野海舟選手。ベテランの遠藤選手が経験値高いなかで、佐野選手みたいな若い選手が横でプレーすることでより伸び伸びできるし、積極的にプレーしてミスもカバーしてもらえる。この2人の組み合わせは非常にいいんじゃないのかなと。
前線は…。(トップ下に)くすぶっていると思います、堂安律選手。アジアカップ2試合のプレータイムは少し確保できていません。もっとやりたい、もっと自分のプレーを見せてくれ、ゴールを含めて。そういうところの負けん気を見せて欲しい。
(左に)中村敬斗選手。前節は怪我っていう情報が入ってるなかで、戻って来るんじゃないかなと。(代表戦)6戦6ゴールですか、期待もありますから。(イラク戦でウォーミングアップをしているのは)映ってましたよね。なので大丈夫かなと思います。
右は伊東純也選手。伊東選手と毎熊選手の縦の関係はすごくいいんじゃないかなと思っています。実際、1月1日のタイ戦で縦の関係はすごくよかったですし。これで伊東選手の良さがより(出る)。後ろがサポートできたり、攻撃的っていう意味では、すごくいいのかなと。
前線で1トップに入るのは、上田選手。中村選手のカットインだったり、伊東選手のクロスに中で合わせるターゲットマンとしては一番。
ただ、個人的には怪我から復帰してきた三笘薫選手が、もしかすると後半出てくるんじゃないか。いや、出てきてほしいな。スタメンじゃなく後半から。チームが停滞してきた時の三笘選手の左サイドを切り裂くようなドリブルとか、ゴールに絡むプレーが見たいです。その後の決勝トーナメントのことを考えた時にはスタートで使いたい。ゲーム感を取り戻す意味で後半から三笘選手が出てくるんじゃないかなと予想しています」
前川、毎熊、佐野のJリーグ組は出番を待ち構えており、彼らの起用は海外組にもいい刺激を与え、チーム全体の底上げになるため、いい意味で変えていく必要があるとのこと。
一方、影山優佳さんは、「(三笘が投入されれば)サイド攻撃のバリエーションが出て、相手も困惑する。遠藤選手と佐野選手のコンビは見てみたい。佐野選手は自身でもゴリゴリいけるタイプの方だという認識もしているので、前線のゴリゴリいきたい方たちとのバランス感みたいな視野の広さも発揮していただきたいなと」と話していた。