アジアカップのグループステージを2勝1敗の2位で突破した日本代表。
第2節イラク戦に1-2の敗戦を喫し、首位通過の道を断たれた。そうしたなか、JFAは恒例のTeam Camを公開。
森保一監督は、イラク戦に敗れた後のインドネシア戦に向けたミーティングでこう言い放っていた。
「イラク戦、次やっていれば、我々が勝てるとか、力をひょっとしたら出しきれなかったっていうことがあるかもしれないけど、俺は違うと思ってるから。次やったら力を出し切れるっていうけど、いま出しきれなかったら、そんなもの力でも何でもないし。いま何ができるかっていうのをその時に100%出し切れるかっていうことをやれなかったっていうのは、力がなかったっていうことだと思う。
死に物狂いでやってくる相手の上を行く死に物狂いでやっていかなければいけないところを、もう一回みんなで見つめ直す、締め直すことをやっていかなければいけないと思うので。こんなところで全く終わりたくないし、みんなもそういう思いがあると思うし。
トレーニングをやるよりも、これ(ミーティング)が今は大事かなと思って。コーチにもさっき言ったけど、今日はトレーニングを削ってでも、これがもし長くなったら、こっち側を優先しようっていうことでやっているので。
全面的にチームが勝つためにみんなと選手、スタッフで一緒にやっていきたいと思うので。いつでも(自分に)言ってきてもらって、力を合わせてやっていきたい」
時折語気を強めて語った森保監督。ミーティングで冨安健洋が「後ろがどれだけ前の選手に『いっていいよ』と伝えられるかどうか」、中山雄太が「僕はいま試合に出ていないくて、外から見てるイメージ(だと)前にできていたことができていない状況が結構多い」と語る様子も収められている。
このミーティングの3日後に行われたインドネシア戦で冨安と中山は先発出場(3-1で日本が勝利)。日本代表は31日の決勝トーナメント1回戦でバーレーンと対戦する。