ビジャレアル

ビジャレアル 2011-12 Xtep ホーム ユニフォーム

選手:カニ

ほとんどのラ・リーガファンにすっかり忘れ去られているかもしれないが、“黄色い潜水艦”の異名を持つビジャレアルは一時期、香港を拠点とする中国のスポーツブランドXtep(エクステップ)とパートナーシップを結んでいた。

本来であればビジャレアルはこのシーズンもPumaとの契約を継続する予定だったのだが(実際ユニフォームも製造を開始していた)、詳しい経緯は不明なもののXtepに契約を奪われたような形となっている。

サプライヤー就任の経緯はともかくとして、このユニフォームを着てビジャレアルはクラブ史上3度目のCLに出場し、XtepはAsicsに次いでアジアで2番目のCL参戦スポーツブランドとなった。

W杯で見かけなくなった「5つの名門スポーツブランド」

元々はフットウェアが主力商品だったXtepは2010年、バーミンガム・シティ(イングランド)のサプライヤーとしてサッカー界に参入を果たしている。

だが欧州ではバーミンガムとビジャレアル以上に勢力を拡大できず、2015-16シーズンのビジャレアルを最後に欧州サッカー界から撤退。現在は再びフットウェアに経営資源を集中させながら、中東・アフリカをメインに細々とサプライヤー活動を継続中だ。

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