久保建英
生年月日:2001年6月4日(22歳)
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
前回の東京五輪でエース格だった日本の神童は、年齢的にはこのパリ五輪世代だ。
しかしご存知の通り、彼はすでにA代表とレアル・ソシエダで欠かせない存在となっており、この世代のU-23代表には今まで一度も招集されていない。
もしパリ五輪への出場が決まれば、彼が本大会のメンバーに名を連ねる可能性は十分にあるだろう。そのためにも予選突破を願いたい。
佐野航大
生年月日:2003年9月25日(20歳)
所属クラブ:NEC(オランダ)
鹿島アントラーズでプレーする佐野海舟の実弟で、昨夏よりオランダでプレーするMF。
所属するNECはオランダの中堅クラブだが今季は歴史に残るシーズンを送っており、その原動力となっているのが日本人の小川航基と佐野航大だ。
ユーティリティで中盤ならどこでもプレーできる。昨年までU-20世代だったためまだU-23代表への招集経験はないが、今の活躍なら先にA代表へ招集されるかもしれない。
後藤啓介
生年月日:2005年6月3日(18歳)
所属クラブ:アンデルレヒトII(ベルギー)
2028年のロス五輪世代でありU-23代表には一度も選ばれていないものの、後藤啓介はパリ五輪の“隠し玉”になる可能性を秘めた逸材であろう。
ジュビロ磐田のユースから昨年トップ昇格し、17歳でデビュー。クラブのレジェンド・高原直泰の持つ記録を25年ぶりに更新するクラブ最年少での初ゴールも決めた。
今年1月には18歳にしてベルギーの名門アンデルレヒトと契約。出場は2部のセカンドチームだが、加入直後からPKキッカーを任されるなどここまで早くも6ゴールを記録している。
U-23日本代表、パリ五輪出場を左右する「キープレーヤー」5名
191cmと長身でヘディングも足元も強い。「日本のサッカー界が見えてない世界もある。それを見たいし、いろんな方々に見せたい」とその野望は果てしない。