ブラジル1部コリンチャンスとキットサプライヤーのNikeは3日、2024-25シーズンの新ユニフォームを発表した。2024シーズンのブラジル1部セリエA、年明けの2025年1月から4月頃にかけて行われるカンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州選手権)で着用する。
Corinthians 2024-25 Nike Home
コリンチャンス 2024-25 Nike ホーム ユニフォーム
2024-25新ホームユニフォームは伝統のホワイトを基調に、ボディや袖にグラデーションを施す新鮮なスタイル。白と黒が混ざり合うこのデザインは、今回のユニフォームのコンセプトを明確に表現している。
新ユニフォームはホームとアウェイが同時に発表されたが、そのどちらもデザインのコンセプトは「人種差別との闘い」だ。
サッカー界で度々問題となる人種差別に対し、クラブとキットサプライヤーのNikeが協力する形で、ユニフォームを通して反人種差別キャンペーンを展開する。
ホワイトとブラックの2色によるグラデーションは、端的に言うなら白人と黒人の融和を表現したものだろう。もちろん人種差別はこの2者間だけの問題ではないが、過去を振り返っても抑圧や差別との闘いを厭わないコリンチャンスらしい表現方法だと言える。
Corinthians 2024-25 Nike Away
コリンチャンス 2024-25 Nike アウェイ ユニフォーム
新アウェイユニフォームは、なんと驚きの“ブラックアウト”が登場となった。文字通り、まるで暗闇のようにすべてを黒で塗りつぶすスタイルだ。
ブラックアウトは、世界各国のクラブチームが特別ユニフォームに採用することはあるが、1シーズン使用するレギュラーのユニフォームとしては極めて異例である。
ただ、実際に選手が着用する試合用ユニフォームはスポンサーロゴマークの存在により、ブラックアウト感は減少すると思われる。
アウェイユニフォームはパンツとソックスにもブラックを採用し、まさに全身真っ黒なスタイルに。こちらもコリンチャンスらしい、メッセージ性に富んだカラーリングだ。
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2024-25新ユニフォームは、4日にホームで行われるセリエAのフォルタレーザ戦で、ホームユニフォームではなく真っ黒なアウェイユニフォームを先にデビューさせる予定だという。
反人種差別を明確に表した各ユニフォームは、コリンチャンスの公式オンラインストアとNikeブラジルのオンラインストアで販売中。
現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。街着にも使えるレトロなユニフォームが時を経て甦ります。