アルゼンチンサッカー協会は、セサル・ルイス・メノッティ氏が亡くなったと訃報を伝えた。
85歳だったメノッティ氏はアルゼンチン代表FWとしてプレーした後に指導者に転向。監督として1978年ワールドカップでアルゼンチン代表を初優勝に導くとバルセロナやボカ、リーベルなど多くのクラブチームも指揮した。また、1979年に日本で行われたFIFAワールドユース選手権ではディエゴ・マラドーナを擁したU-20アルゼンチン代表を優勝に導いている。
アルゼンチンメディアは、「アルゼンチンサッカー界の最も偉大なレジェンドの一人が85歳で亡くなった。1978年世界王者である彼は監督としての仕事とアイデアで世界に消えることのないレガシーを残した」、「アルゼンチンサッカー史のキーマンであるメノッティ氏が死去。伝説になった哲学の生みの親が85歳で亡くなる」と伝えている。近年は血栓性静脈炎など健康問題を抱えていたそう。
リオネル・メッシも「彼は僕らのサッカーの偉大なリファレンスのひとつを残してくれました。ご遺族と愛する人達にお悔やみを申し上げます。RIP(安らかに眠ってください)」との追悼メッセージをSNSに投稿している。
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