5月に入り各チームが奮闘を見せるJ1。その中で得点ランキングでデッドヒートを繰り広げるストライカーたちがいる。彼らは華麗なテクニック、迫力のある突破、優れた個人技術でネットを揺らし続けている。

Jリーグは今季から選手の詳細な個人スタッツを公開しており、今回は枠内シュート数ランキングからトップ4を取り上げる。優れたシュート技術を持つ選手たちはこの4人だ。

3位タイ

大橋祐紀

所属:サンフレッチェ広島

枠内シュート数:16

得点数:7

昨季湘南ベルマーレでリーグ戦23試合13得点3アシストと残留争いを繰り広げたチームの救世主となった大橋は、今季からサンフレッチェ広島に完全移籍した。

絶妙なタイミングで相手の背後を取る抜け出しや相手ディフェンスラインのほころびを突くラインブレイクが武器であり、細かく動き直しを入れながら相手の急所を突いていく。そしてミドルシュートを持っているため、多様な局面でフィニッシュに絡める。

広島の戦術にすぐ適応して、開幕ホーム・浦和レッズ戦で2ゴールをマーク。枠内シュート16本の内7得点を記録しており、枠内シュート得点率は約43.7パーセントと高い数値を記録している。

3位タイ

ジャーメイン良

所属:ジュビロ磐田

枠内シュート数:16

得点数:11

今季覚醒を見せているジャーメインは既に得点数でキャリアハイを上回っている。今季第2節川崎フロンターレ戦では4得点を奪う驚異的な活躍を見せて磐田の攻撃をけん引している。

推進力のあるスプリント、ゴール前での冷静さ、コンパクトに力強くシュートで得点を重ねており、今季3試合で複数得点を重ねている。分かっていても止められない凄みを身に着けた。

得点ランキングトップを走るジャーメインは枠内シュート数16本の内11得点を記録しており、枠内シュート得点率が驚異の68.7パーセントと凄まじい決定力を見せている。今月6日の東京ヴェルディ戦で左前額骨陥没骨折を負い、約1カ月戦線離脱するため、復帰後の活躍が待望されている。