川村拓夢(レッドブル・ザルツブルク)
【プロ入りまでのキャリア】
原サッカークラブ
サンフレッチェ広島ジュニアユース
サンフレッチェ広島ユース
サンフレッチェ広島
川村拓夢は、広島ユースが輩出した最新の傑作候補であり、近く最高傑作になり得る存在だろう。
女優の綾瀬はるかさんやプロ野球の柳田悠岐選手を輩出した広島市安佐南区の出身で、小学生の頃にはお笑い芸人アンガールズの山根良顕さんがかつて所属した原サッカークラブでプレーし、中学生になって広島の下部組織へと加入した。
2018年にトップ昇格し、森脇良太と同じく愛媛FCで武者修行を経て急成長。復帰後はドイツ人のミヒャエル・スキッベ監督から寵愛を受け、その活躍により今年の元旦に行われたタイ代表との試合で日本代表デビューも果たした。
183cmと長身で外国人選手のような破壊力のある左足が武器だが、34.3km/hを計測するスピードも備える。そうしたスケールの大きさが評価され、今夏オーストリア最強のレッドブル・ザルツブルクへ移籍することが確実視されている。