昌子源
【高校以降のキャリア】
米子北高校
鹿島アントラーズ
トゥールーズ(フランス)
鹿島アントラーズ
町田ゼルビア
日本サッカーの最高峰であるJ1リーグで首位に立つ町田ゼルビア。そのクラブでキャプテンを務めているのが米子北高校出身の昌子源だ。
兵庫生まれで中学はガンバ大阪のジュニアユースに所属した。同期には天才・宇佐美貴史がおり、後年「悔しい思いしかしていない。挫折ですよね」と語っているように中3の頃にはチームを離れ、そのままサッカーを辞める予定だったという。
しかし父親の知人の紹介で鳥取の米子北高校へ進学する。昌子の父親はサッカーの指導者でインストラクターも務めており、そのアシスタントだったのが米子北高校の中村真吾コーチ(現在の監督)、さらに父の大学時代の後輩が当時の城市徳之監督だった。
昌子はそれまでFWだったが高校でセンターバックへ転向している。これが大きな転機となり、2年夏のインターハイ準決勝でプロ注目のFW赤崎秀平(佐賀東高)を抑え込み脚光を浴びた。
その後2011年に鹿島アントラーズへ加入し、米子北高校出身初のJリーガーに。さらに昌子は同校出身初の日本代表となり、2018年のロシアワールドカップに出場すると世界的なFWであるコロンビア代表のファルカオを封じ込めた。