今月末、マンチェスター・シティがプレミアリーグとカラバオ・カップのため「3日間で2試合」を戦わなければならないようだ。
リーグに加えてFAカップ、カラバオ・カップの2つの国内コンペティションを行うため、過密なスケジュールを余儀なくされているイングランドのクラブ。
昨年のチャンピオンであるマンチェスター・シティは、今月末の22日にタイトルを争うライバルのアーセナルと対戦し、28日にニューカッスル・ユナイテッドとの試合を控えている。
そして、その間に入ってきたのがカラバオ・カップ第3ラウンドのワトフォード戦。当初はこのスケジュールは25日に予定されていたものの、これが24日夜に早められることになった。
これによってマンチェスター・シティはなんと22日夜、24日夜に試合を行うことになり、シニアレベルのサッカーにおいては珍しい中1日での強行開催に臨むという。
なぜ試合が1日早められたのか、その理由はマンチェスター・ユナイテッドの日程にあるとのこと。
マンチェスター・ユナイテッドは25日にUEFAヨーロッパリーグの第1節でトゥウェンテとのホームゲームを行う予定となっている。
オールド・トラッフォードに数多くのアウェイサポーターが来ることが予想されるため、安全上のリスクが高いとして「同日にマンチェスター・シティのホームゲームを行うことはできない」とグレーター・マンチェスター警察が判断したとのことだ。
その理由によって、マンチェスター・シティのホームゲームは水曜日ではなく火曜日に行われることになり、わずか48時間の間に2試合を戦うことを余儀なくされるようだ。
マンチェスター・シティはこの周りでも14日にブレントフォード戦、18日にインテル戦、そして上記の3試合を終えたあとも10月2日にスロヴァン・ブラチスラヴァ戦、5日にフラム戦と非常に厳しい日程となっている。
23日間でヨーロッパを飛び回りながら7試合を戦わなければならない、しかも中1日の試合があるという試練に対し、名将ジョゼップ・グアルディオラ監督はどのような手を打ってくるのだろうか。