今年2月、韓国代表は、アジアカップ敗退後にドイツ人のユルゲン・クリンスマン監督を解任した。
その後、7月にホン・ミョンボ氏が10年ぶりに代表監督に復帰することが決まった。
そうしたなか、『NATE』などは、ホン・ミョンボ代表監督と韓国サッカー協会のチョン・モンギュ会長が疑惑を払しょくするために24日に証人として国会に出席する予定だと伝えた。
7月のホン・ミョンボ監督の再任決定後、スポーツなどを統括する政府機関である文化体育観光部は、韓国サッカー協会の調査を行った結果、問題点があったために監査に切り替えたと発表していたそう。
「ホン・ミョンボ監督の任命過程や韓国サッカー協会の財務・運営状況などについて総合的に精査する」というものだったという。
韓国サッカー協会の理事がホン・ミョンボ監督の選考過程をブリーフィングしたものの、ファンの不満は消えなかったとも。
ホン・ミョンボ監督と会長はこの件について国会で証言することになったようだ。また、韓国サッカー協会が文化体育観光部の承認を得ずに開設した600億ウォン(64.7億円)の当座貸越口座についても、国会で審議される見込み。
韓国は5日にソウルで行われたパレスチナとのW杯アジア最終予選に0-0で引き分けてしまったが、この試合でホームゲームの連続完売記録も途切れていたという。
「文化体育観光部と国会がついに介入するなか、ホン・ミョンボ監督や会長らサッカー界の重要人物が、自分たちに向けられた批判を乗り越えて再び立ち上がることができるかどうかに注目が集まっている」とも伝えられている。