川崎フロンターレは、1日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第2節で韓国の光州FCに0-1で敗れた。光州は開幕節で横浜F・マリノスを7-3で撃破したチーム。
韓国の『NATE』は、「列島の真ん中でもう一度証明されたイ・ジョンヒョ監督のマジック。光州、川崎を1-0を破って日本チーム相手に2連勝。日本遠征でもう一度実力を見せつけた」と伝えていた。
また、「イ・ジョンヒョ監督の傭兵術が命中した」とも。それは、193cmの長身を誇るホ・ユルをFWで起用したこと。
彼は今季、FWからCBに完全コンバートされたが、川崎戦ではFWでプレー。同紙は「ホ・ユルは身長を生かしてストライカーとして起用された。監督の戦術を忠実に守った彼はヘディングシュートを放つなど完璧なパフォーマンスを披露」とも伝えていた。
『Daum』によれば、そのイ・ジョンヒョ監督とDFイ・ミンギは、試合後に川崎への感謝を口にしていたという。
イ・ジョンヒョ監督
「選手たちは精神的にも肉体的にも大変だったが、闘志を見せてくれた。プロセスが良かったので結果も良かった。
アウェイファンが遠くから来てくれて力になった。感謝している。試合後に川崎の選手たちが挨拶してくれたのを見て感動した。川崎の選手たちにも感謝したい。
今どのチームを率いても、1週間以内にシステムの70~80%は作れる。システムの詳細は言えないが、選手たちは復習やトレーニングを通じて、どんなサッカーをすべきかをよく理解している。だから、トレーニング時間が短くても問題ない。
(川崎戦では)ボールや人に集中するよりも、スペースをどう活用するかを考えた。スペースを活用すれば、自分たちの望む方向に流れていくと確信している。川崎の選手はテクニックに優れている。目を引いたのは三浦(颯太)選手。いい選手だ。今日の試合で川崎が強いチームである理由をはっきりと感じた」
イ・ミンギ
「光州のファンがわざわざ応援に来てくれたことに感謝している。川崎がいい環境を用意してくれたことにも感謝している。
(川崎ファンについて)光州はアウェイチームなのに敬意を表してたくさん拍手をしてくれて感動した。恩返しの気持ちで挨拶した。試合環境など他の面でも満足だったので、楽しくプレーできた」
川崎側の振る舞いに感銘を受けていたようだ。
試合前には、光州GKも、等々力の芝は素晴らしいと話していた。