同期の活躍に刺激を受ける日々
既にいわきに帯同しながらチームのトレーニングに励んでいる山内は、8月9日に大学チームに所属しながらJリーグに選手登録ができる制度の特別指定選手に認定された。
同期のDF五十嵐聖己(せな、桐蔭横浜大4年)が特別指定選手としてリーグ戦に今季リーグ戦20試合に出場。7月12日にプロ契約を締結して現在リーグ戦32試合に出場している。同学年の選手の活躍を見て山内は触発されるように闘志を燃やしていた。
――いわきの練習帯はハードで有名ですけど、慣れましたか。
きついですね。いまでも全然慣れていないです(苦笑)。
――仙台大でもトレーニングセンターでバーベルトレーニングをやっていますけど、比較していかがですか。
大学でもやっていたので、筋トレは大丈夫です。
――山内選手にとってハードな部分を教えてください。
ボールを使ったトレーニングがハードですね。対人トレーニング、スプリントのトレーニングなどは大学の強度と全然違います。それがきついですね。
――いわきは素早い攻守の切り替えや走力のプレー強度が他のチームと比べて優れています。チームに所属されてから数カ月経ちましたけど、いまはプレー強度やプレースピードに適応できてきましたか。
(加入が)決まって総理大臣杯からチームに戻りましたけど、大会でケガをしてしまいました。(現在はチームに合流)少し出遅れたので、早くチームに慣れていきたいです。
――既に同学年の五十嵐選手、加藤大晟選手がリーグ戦で活躍されています。彼らからも刺激を受けていますか。
同期の二人以外の(高卒世代の同期の)選手もみんな試合に出ているのですごいと思いますけど、自分も早く試合に出たいと思っています。
――特に五十嵐選手は特別指定選手だった際にリーグ戦20試合に出場していて、ポジションも近いです。ライバルに対する思いを教えてください。
いまは試合に出ていますけど、それは別に関係ないと思います。いまはポジションがちょっと違いますけど、自分もアピールして『負けていられないな』と思っています。
――大卒同期組は仲がいいですか。例えば同期で食事に行くなどはしていますか。
ご飯は用意されていることが多いので、食事にはあまり行きませんね。(加藤)大晟は一緒に練習場に来て、帰るので1番よく喋りますね。
――いわきでどのような成長を果たしたいですか。
いわきは強度などがかなり高いほうだと思うので、スピード感、強度、プロの環境に早く慣れて、試合で活躍できるように自分のコンディションを整えていきたいですね。
――いわき市で生活することは初めてだと思うんですけど、いわきの街の印象を教えてください。
街の雰囲気は船岡(仙台大の所在地)に似ているかなと思います。
小名浜が近いので、めっちゃいいなと思っていて、その辺に住みたいとちょっと思っています。
(ご飯は)あまり外食をしていないので、ちょっと分かりませんけど、海鮮が有名みたいですよね。食べに行きたいです。
――チームの印象はいかがですか。
思っていた通りで、強度が高くていいチームだと思います。
――サポーターがゴール裏から熱い声援を飛ばされています。サポーターの印象を教えてください。
めっちゃ熱いなと思っています。距離感は近いと思うので、早く覚えてもらえるように試合に出たいですね。
――サポーターの期待にどう応えたいですか。
守備の選手なので、失点を減らしたいと考えています。ヘディングが武器なので、そういったプレーでも魅せれたらいいと思います。