11月シリーズではインドネシア、中国とのアウェイ2連戦を戦う日本代表。
最終予選が始まってから3ヵ月連続の代表戦となるが、この間継続して招集されている選手の一人がFC東京DF長友佑都だ。
カタールワールドカップ後は代表を外れていたが、今年1月のアジアカップ後に電撃復帰。再び森保一監督のチームに定着している。
9月に38歳となり、所属のFC東京でも絶対的な存在とは言えないなかで、長友が日本代表に呼ばれ続ける理由はどこにあるのか。
長友と明治大学サッカー部の同級生で指導者兼解説者として活躍する元Jリーガーの林陵平氏は、テレビ静岡のサッカー番組『#サカろう サッカー日本代表世界一へ徹底討論』の中でこのように語っていた。
「ピッチ内も大事なんですけど、ピッチ外での振る舞いという部分も森保監督が求めている部分なのかなと思います。
(中略)
それ(熱量)がずっと変わらずに…やっぱり、この熱量でプロ生活をずっと送っていることがすごいと思うんですよ。ピッチの中だけを見られると思うんですけど、ピッチ外のほうが選手ってやっぱり大事で、そこに向けての情熱とかがなくなったらピッチでいいパフォーマンスは出せません。
そこに向けての努力とかを含め、やっぱり彼を見て学ぶ日本代表の選手たちがたくさんいるんじゃないかなと思います」
表から見えるのは試合の部分がほとんどだが、代表活動はそれ以外の時間のほうが圧倒的に長い。そういったピッチ外のところで、長友にしかできないことがあるからこそ代表に呼ばれ続けていると林氏。
番組の中では他にも、サッカージャーナリストのミムラユウスケ氏が長友の代表チームでの熱量の“出し方”や心配りなど興味深いエピソードを紹介していた。
そんな長友の今予選初ベンチ入りはあるのか。15日にインドネシア戦と19日の中国戦では注目したい。
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