ブラウブリッツ秋田は13日、2025シーズンも吉田謙監督が指揮を執ることが決定したと発表した。

吉田謙氏は1970年3月1日生まれの54歳。東京ヴェルディの前身である読売クラブの下部組織で育ち、現役時代は社会人クラブなどでプレーした。

引退後は指導者の道へ進み、J3のアスルクラロ沼津で監督として実績を残すと、2020年に秋田の監督に就任。

初年度にクラブ史上初のJ2昇格を成し遂げた後は、13位、12位、13位、そして今季も10位と常に中位で残留を果たしている。しかもJ2での4年間、外国人選手は1人も在籍しておらず、日本人選手のみ!

秋田のクラブ規模がJ2平均の半分ほどということを考えれば、その指導力やチームマネジメントはリーグ屈指という声も。より大きなクラブへのステップアップなども想定された中で、来季も秋田の指揮を執ることになった。

以下は契約更新が決まった吉田監督のコメント。

「ブラウブリッツ秋田を信じてくださる皆様、どんな時も愛情をいただきありがとうございます。

来季も監督を務めさせていただく事に感謝いたします。

ひたむきに、粘り強く。

選手、チームを信じる力を信じたいと思います。

よろしくお願い致します。」

今季のホーム最終戦後のセレモニーでは「秋田は永遠にひたむきです」と熱く語っていた吉田監督。

直後に断言した「J1に昇格する日が必ず来ます」という未来を実現するべく、クラブも今年練習場に新たなクラブハウスを整備するなど環境面を整えつつある。

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雪国である秋田はサッカーに向いた地域とはなかなか言えないが、だからこそ“ひたむき”に。ブラウブリッツ秋田は吉田監督とともに2025年も夢へと挑む。

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