2021年に初昇格して以降、決して多いとは言えない予算の中でJ2残留を続けているブラウブリッツ秋田。

今季も第28節時点で9勝9分10敗の11位。残留だけでなく、残り10試合で昇格プレーオフ圏の6位以内を目指している。

そんな秋田にとって、待望のクラブハウスが完成間近となった。8月29日に行われた内覧会の様子を『ABS秋田放送』が伝えている。

興奮した選手たちの表情が印象的だ。

場所は、秋田が昨年6月から練習場として使用している潟上市サッカーグラウンド。今年5月には地元の山本精機がネーミングライツを取得し、「YSKスカイフィールド潟上」という愛称が付けられた。

潟上(かたがみ)市は秋田市の北西、有名な八郎潟との間に位置する。

今年3月に第二工期としてクラブハウスの整備がスタートし、今月ほぼ完成。9月5日から選手たちの利用が開始されるほか、食堂やトレーニングルームは一般開放の時間も設けられるという。

建設・整備費は約3億8000万円。建設資材などの高騰で当初の見積もりを大きく上回ることになったが、企業版ふるさと納税やクラウドファンディングで多くの支援が集まったとのことだ。

なお、秋田と言えば新スタジアム問題についても動きがあり、秋田市の穂積志市長は28日、建設候補地を「年内に決める」方針を示した。

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ここに来て最有力となってきた八橋運動公園を中心に、9月市議会で議論が交わされるようなのでそちらの動きにも注目していきたい。

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