エンゴロ・カンテ
所属クラブ:アル・イテハド(サウジアラビア)
代表チーム:フランス代表(2016-)
カンテは、母国フランスでは2部での活躍にとどまっていた無名な存在だ。
しかしミラクル・レスターでの大ブレイクの後、2016年にデビューしたフランス代表でもすぐに存在感を発揮することに。
その後新たに加入したチェルシーでもタイトルを獲得し、2018年ワールドカップ・ロシア大会では優勝に大きく貢献。キャリアのピークを迎えた。
近年は負傷に悩まされ、2022年を最後に招集からは遠ざかっていた。しかし今夏のEURO直前に電撃復帰、衰えを見せることなく現在もメンバー入りし続けている。
トーマス・ミュラー
所属クラブ:バイエルン(ドイツ)
代表チーム:ドイツ代表(2010-)
バイエルンの生けるレジェンドとなっているミュラーは、2010年に20歳でドイツ代表デビューを果たした。
2010年ワールドカップの南アフリカ大会ではいきなり得点王の個人タイトルを獲得し、鮮烈なスタートを切った。
その後も2010年ブラジル大会で優勝を果たすなど、ヨアヒム・レーヴ率いるドイツの象徴的な選手となっていったが、2018年のロシア大会ではチームがまさかの不振に。
翌年からは世代交代の一環として構想外扱いになったことで物議を醸した。その後2021年に復帰し、今夏のEURO終了後に代表引退を決断している。