1日に行われたベルギー1部のシント=トロイデン対ヘンクのリンブルフダービー。
シント=トロイデンは小久保玲央ブライアン、小川諒也、藤田譲瑠チマ、伊藤涼太郎が先発出場、山本理仁が後半31分から途中出場した。
首位のヘンクが1-2でリードされて迎えた終了間際の後半アディショナルタイムに物議を醸すプレーが発生。ヘントFWイブラヒマ・バングラのシュートがGK小久保に当たってゴールに入った。
VARでバングラにハンドがあったのかが確認されたのち、得点が認められた(記録は小久保のオウンゴール)。結局、試合は2-2の引き分けで終了。
『Sporza』によれば、フェリーチェ・マッズ監督は「クソが、ふざけんな!彼は手でゴールした。はっきりと見えた。いつも同じじゃないか」と試合中に憤慨していたそう。
試合後に会見では「それ(判定)について話す気はない」としつつ、「失望したしイラつく。我々は勝利にふさわしかった」とこぼしていたとか。
一方、昨季までシント=トロイデンを指揮していたヘンクのトルステン・フィンク監督は「私にとってはすべてが正しかった。イブラの手ではなかった。膝でボールに触れてからフィニッシュした。審判とVARも同じ考えだった」と述べている。