FIFAは13日に最新の女子代表チームランキングを発表した。
今年から日本人の望月聡監督が率いるインドネシア女子代表は、7つ順位を上げて、97位となった。
インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は、1年ほどでFIFAランキングを97位に浮上させることに成功した女子代表チームの結果に満足しているとのこと。
同サッカー協会は「望月監督、選手、そして女子サッカーを信じている関係者全員の努力が存在し、本物であることを証明している」と伝えている。
トヒル会長も「我々はいいプログラムを作るために努力を続ける。選ばれた選手もいいし、監督もいい準備をし、女子代表の旅に関わるすべての人がいい結果を出している。このランキングの上昇は、確かな相乗効果の結果だ」と讃えていたそう。
60歳の望月監督は、現役時代に浦和レッズや京都パープルサンガでプレーした後、U-16日本代表コーチや日本女子代表コーチを務めた人物。
望月監督が率いるインドネシアU-17女子代表は、2025年に行われるASEAN女子チャンピオンシップの予選も兼ねたAFFカップで初優勝を遂げた。
トヒル会長は、望月監督が積極的にインドネシア文化に馴染もうとする姿にも感銘を受けたと明かしている。