ウェストハムは13日、U-15チームのGKだったオスカー・フェアーズくんが亡くなったと訃報を伝えた。
「癌との勇敢な闘病の末、悲劇的な逝去を遂げたことを、深い深い悲しみをもってお知らせする。
チームメイトは皆、彼を愛していた。彼は人懐っこくて、ハッピーで、礼儀正しく、明るい未来が待ち受けていた。この年齢で家族や友人から引き離されたことは、想像を絶するほど悲しいことだ。彼に敬意を表して、今週末に予定されていたアカデミーの試合はすべて延期される」
オスカーくんは、2023年に珍しい脳腫瘍である上衣腫(一般的に小児に多い)と診断された。7度の手術、化学療法、放射線治療を受けたものの、緩和ケアしかしないと宣告されたそう。
英国では利用できないMEMMATという治療法をフランスで受けるための10万ポンド(約1919万円)を募る運動を開始。すると、元ウェストハムのアーセナルMFイングランド代表MFデクラン・ライスが5000ポンド(95万円)を寄付するなど多くの支援が寄せられた。
ただ、その後、彼は息を引き取ったそうで、ライスは「安らかに眠ってください、オスカー」とのメッセージをSNSに綴っている。