東南アジア最強を決める代表トーナメントのASEAN三菱電機カップ。
小倉勉監督が率いるシンガポール代表は準決勝でベトナムと対戦したが、26日の1stレグには0-2で敗れた。この試合では、日本から帰化した仲村京雅が欠場となった。
『VnExpress』は「シンガポールの主軸喪失にベトナムも驚く」と伝えていたが、欠場の理由は出場停止。
イエローカード2枚で出場停止になるが、仲村はタイ戦でイエローカード1枚を受けただけと思われていた。
だが、マレーシア戦でも主審が笛を吹いた後に故意にボールを蹴ったとしてイエローカードを受けていたという。ただ、テレビ放送では別の選手に提示されたと表示され、スタッツ上でもそうなっていた。
ASEANサッカー連盟がホームページで発表や更新を行わなかったため、ベトナムのコーチ陣もこの情報を知らなかったそうで、仲村が出場するものとして準備をしていたとのこと。
現地では「出場停止の帰化MF仲村京雅の不在も、シンガポールの攻撃力を低下させた」、「仲村の視野の広さとボールを素早く配球する能力は、シンガポールの攻撃にとって欠かせないもの」と伝えられており、彼の欠場はシンガポールにとって痛かったようだ。
ベトナムホームの2ndレグは29日に行われるが、仲村の活躍に期待がかかる。