世界で最も豊かなコンペティションとなっているイングランド・プレミアリーグ。数多くのスター選手がひしめいており、そこで活躍すればすぐにその市場価値は上がっていく。

今回は『Planet Football』から「2024年に最も市場価値が上昇したプレミアリーグの10選手」をご紹介する。

10位:イーサン・ヌワネリ

クラブ:アーセナル

年齢:17歳

上昇した価値:2400万ユーロ(およそ39億円)

ヌワネリは2022年に15歳でアーセナルのトップチームへと出場し、プレミアリーグでも歴史上最年少のデビューを記録した。一部ではこれはミケル・アルテタ監督の虚栄心の現れだという意見があったが、ヌワネリはそれから徐々に本物であるということを見せてきた。

機敏で知的で想像力に富んだ彼はすでにアーセナルで人気選手の一人となっており、11月のノッティンガム戦ではプレミア初ゴールも決めた。

9位:サヴィーニョ

クラブ:マンチェスター・シティ

年齢:20歳

上昇した価値:2500万ユーロ(およそ41億円)

マンチェスター・シティのチームメイト同様、このところは調子を落としていると評価されるサヴィーニョ。しかし彼はプレミアリーグで目覚ましいスタートを切っていたことも事実だ。

ジローナで注目を集め、クラブを初のチャンピオンズリーグに導いたブラジル人は、同じシティ・フットボール・グループ内の選手であったこともあって格安の移籍金でプレミアへやってきた。

8位:ムリロ

クラブ:ノッティンガム・フォレスト

年齢:22歳

上昇した価値:2800万ユーロ(およそ46億円)

ノッティンガム・フォレストが残留争いをするだけのチームから欧州の舞台を目指せるチームに変わったことは、2024-25シーズンの大きなトピックスの一つであり、ムリロはそのなかで重要な役割を果たしている。

ニコラ・ミレンコヴィッチと素晴らしいセンターバックコンビを組む彼はコリンチャンスから1000万ポンドで獲得されたが、すでに価値はうなぎのぼりとなっている。

7位:レニー・ヨロ

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

年齢:19歳

上昇した価値:3000万ユーロ(およそ49億円)

レニー・ヨロの評価が急上昇したのは、今季マンチェスター・ユナイテッドへ移籍するよりも前のこと。リールで10代ながらレギュラーに定着し、素晴らしい活躍をしていたからだ。

残念ながら彼はプレミア移籍後のプレシーズンでケガをしていまい、まだ満足にプレーできない状況にある。溢れんばかりの潜在能力を存分に見せるのはいつになるのか。