ブラジル『グローボ』は4日、ブラジル1部スポルチ・ヘシフィがJ1サンフレッチェ広島の元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアの獲得に動いていると報じた。

同メディアによると、すでにスポルチは契約締結に向けた最終調整に入っているという。

クラブはストライカー不足に苦しんでおり、得点源だったFWゼ・ロベルトがひざのじん帯断裂により、今年の後半まで復帰が見込めない状況。センターフォワードはグスタボ・コウチーニョしかいない状況だという。

そこで今季公式戦リーグ戦8試合2得点の元ポルトガル代表に白羽の矢が立った。

パシエンシアはドイツ・ブンデスリーガ(1部)で通算86試合17得点8アシストと実績豊富であり、フランクフルト、シャルケ、ボーフムでストライカーを務めてきた。リオ五輪では3得点をマークし、2017年11月にアメリカとの親善試合で代表デビューを飾り、通算2試合1ゴールを記録した。

また同メディアによるとポルトガル人指揮官ぺパとストライカーは同郷であるため、指揮官の影響力が起因したという。

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昨季は2部3位で1部昇格を決めたスポルチはパシエンシアの獲得で1部を戦う構えだ。年明けに大型ストライカー流出の可能性が浮上した広島はどう動くのかに注目したい。

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