田口泰士

1991年3月16日生まれ

沖縄県那覇市出身の田口泰士もまた、流通経済大柏時代から将来を嘱望されていた選手の一人だ。

大前の1学年後輩で、2年次に2冠を経験。3年次はキャプテンを務めチームを総体初優勝に導いている(雷雨のため決勝戦が中止となり、同じ千葉の市立船橋と両校優勝)。

2009年に名古屋グランパスでプロ入りすると、主力選手へ成長した2014年にはハビエル・アギーレ監督の日本代表で3試合に出場。ブラジル戦ではネイマールともマッチアップした。

2018年にジュビロ磐田へ移籍し、その2年後にジェフユナイテッド千葉へ。クラブ悲願のJ1復帰を目指し、昨季も30試合で6ゴールを記録。2025シーズンも契約を更新している。

ジャーメイン良

1995年4月19日生まれ

昨季J1で大ブレイクしたジャーメイン良。アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれたストライカーは、2013年に流通経済大柏が高円宮杯U-18プレミアリーグを制した際の優勝メンバーだ。

流通経済大学を経て、2018年に当時J1のベガルタ仙台へ加入。ただポテンシャルの高さは感じさせるもののなかなか思うような活躍はできず、2021年に移籍した横浜FCでもそれは変わらなかった。

しかし2022年にジュビロ磐田へ移籍すると、J2へ降格して迎えた加入2年目、横内昭展監督のもとでFWとして覚醒。J1復帰の原動力となると、昨季のJ1では得点ランキング3位タイの19ゴールを記録した。

チームが降格したためオフの動向が注目されていたなか、昨季J1で2位のサンフレッチェ広島への完全移籍が発表。「ここから数年が自分の全盛期」と意気込みを語っている。