8大会連続でワールドカップ出場を決めた日本代表と同じアジア最終予選のグループCを戦っている中国。

25日にホームでオーストラリアを迎え撃ったが、0-2で敗れてしまい、最下位から浮上することはできなかった。

杭州オリンピック・スポーツ・エキスポセンターには70,588人もの観客が詰めかけたが、36歳GK王大雷の痛恨ミスで失点するなど勝点を得られず。

『MK』は「中国サッカーは史上最大のホーム観客の前で面目を失った。完全なる屈辱だった。この日は7万588人の観客が集まった。これは、2004年アジアカップ決勝戦の日本戦に集まった6万2000人の観客をはるかに上回るものだったのだが」と伝えていた。

中国は昨年11月の日本戦に1-3で敗戦、今月もサウジアラビアに0-1で敗れており、これで3連敗。ブランコ・イヴァンコヴィッチ代表監督は、オーストラリア戦後にこう話していたそう。

「韓国、日本、サウジアラビア、オーストラリアなどアジアの強豪と対戦した。試合内容には満足している。

昨年3月に就任してから、15人の新たな選手を選抜し、新たなチームを編成し、新たな戦術を試した。

ホームでの日本戦などのパフォーマンスには満足している。結果は残念だが、内容は肯定する価値がある。

日本代表のほとんどがヨーロッパでプレーしている、オーストラリアも半分はヨーロッパで活動している。インドネシアもほとんどがオランダやベルギーでプレーしており、帰化選手も多い。

(中国代表は)現在、選手の約60%が所属チームで定期的にプレーできない状態。多くの選手がこのような状況だ。選手が各チームでコンスタントにプレーできなければ、試合の感覚や状態を維持するのは難しい。さまざまな要素を考慮し、選手の努力と献身に感謝したい」

イヴァンコヴィッチ監督は、前向きな姿勢を崩さなかったというが、「中国代表の将来は不透明。大きな期待を抱いていた地元ファンの反応も非常に否定的だった」とのこと。

帰化して日本代表になった7名

中国に残されたW杯予選は残り2試合。6月にインドネシア、バーレーンと対戦する。

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