ジョゼ・モウリーニョ監督が再就任し、2列目に世界屈指のタレントを誇る今シーズンのチェルシー。

エデン・アザールやオスカルに加え、今夏にはケヴィン・デ・ブライネやアンドレ・シュールレ、ウィリアンを獲得。さらには左サイドでのプレーも可能なサミュエル・エトーもアンジ・マハチカラから加入するなど、熾烈すぎるまでのポジション争いがブルーズの前線では繰り広げられている。

そんなチェルシーの2列目で、今シーズンやや出場の機会が減っているのがフアン・マタだ。昨シーズンMVP級の活躍を見せながらも、4節を終えたプレミアリーグで未だに2試合の出場に甘んじている。

そんなマタには現在「冬の移籍マーケットでは放出か?」との噂が連日伝えられているが、スペイン紙『MARCA』のインタビューでチェルシーのモウリーニョ監督はこの件を一蹴した。

「マタが移籍するかって?私の大好きな選手だよ。だから彼はチェルシーの選手なのさ。私はマタを強く信頼しているし、他の選手と同じようにポジション争いをすることになる」

マタはここまでリーグ戦4試合を終えて2試合が先発出場(それぞれ64分間、56分間)を果たし、残る2試合はベンチメンバーに名を連ねたものの出場はなかった。

モウリーニョ監督はマタの起用について「先発出場の時もあるし、ベンチスタートの時もあるよ」とコメント。さらには「我々には多くの試合が待っているんだ。マタを起用しないなんて確かにおかしな話だけれど、目の前にある一戦のさらにその先を見ているんだ」と自らの意図を口にした。

チェルシーは先日14日、プレミアリーグ第4節のエヴァートン戦に1-0で敗れ、今シーズン初の黒星がついた。チェルシーは日本時間の19日3時45分からホームでバーゼルとのUCL第1節を迎える。

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