アーセナルがレアル・マドリーのFW、カリム・ベンゼマの獲得に向かい、レアル・マドリーがリヴァプールのFW、ルイス・スアレスかマンチェスター・シティのFW、セルヒオ・アグエロの獲得に向かうと噂されている。

『London Evening Standard』によれば、アーセナルはレアル・マドリーに対して1月のマーケットでフランス代表FWの移籍金が引き下げ可能かどうか問い合わせたとの事。これはレアル・マドリーがリヴァプールのルイス・スアレス獲得へ向かうという噂に呼応した動きであるという。スアレスは夏のマーケットでアーセナルのターゲットとなっていた。アーセナルからベンゼマへのアプローチは夏のマーケットででも行われていたが、レアル・マドリー側は25歳のアタッカーを2000万ポンドであれば売却しても良いと考えているという。これは夏のマーケットでレアル・マドリーが求めた金額の半額である。

レアル・マドリーの関係者の話では、カルロ・アンチェロッティ監督は25歳のアタッカーが8試合で2ゴールしか奪えなかった事で我慢できなくなったとの事。フロレンティーノ・ペレス会長にもこの情報は流れており、世界記録の移籍金でギャレス・ベイルを獲得したにも関わらずリーグ戦で3位という状況に前線の強化が必要と感じているという。そしてまずはベンゼマを売却する事で損失を補填するようだ。リヴァプールのウルグアイ代表FW、ルイス・スアレスへの関心は更に増しているようで、ベンゼマを放出した資金をスアレス獲得の費用に充てようとしている様子。

さらに、レアル・マドリーはマンチェスター・シティのストライカー、セルヒオ・アグエロもターゲットの1人であるという。アルゼンチン代表FWはスアレス同様にサンチャゴ・ベルナベウでのプレーを望んでいると同サイトは報じているが、シティを今シーズン中に退団する可能性は非常に低いだろう。

アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督はベンゼマを高く評価しており、長く獲得を希望してきた。しかしながら現在のアーセナルはプレミアリーグで首位。しかも昨季は結果を残せなかったオリヴィエ・ジルーの活躍によるものである。1月のマーケットこそはストライカーを獲得すると噂されてきたアーセナルだが、ヴェンゲルは高額のストライカーは必要ないと考えているかもしれない。ベンゼマの同胞であるジルーは7試合で4ゴールを奪っており、ヴェンゲルの期待に非常に答えていると言える。フランス代表においてもベンゼマの座を脅かす存在となっている事は間違いない。

スアレスについては未だ移籍を志願しているという情報が先週流れている。リヴァプールの上層部は表向きには売却不可能の姿勢を見せているが、レアル・マドリー側は適正価格であれば1月の獲得も可能だと考えているようだ。

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