イングランド代表MFフランク・ランパードが、この夏限りでチェルシーを退団することが明らかになった。

ウェストハムの下部組織出身でありながら、チェルシーの象徴的選手として君臨する35歳のランパード。まもなくイングランド代表として自身3度目となるW杯に出場するそんな“鉄人”が、ようやく自らの進退に決着をつけた。

チェルシー公式からすでに発表があり、チェルシーのチームメイトであるGKペトル・チェフも自身のTwitterでランパードとの別れを惜しんでいる。

チェルシーで649試合に出場し、様々なタイトルの獲得に貢献してきたランパード。昨年5月に1年間の契約延長をクラブと結んだが、今シーズンが彼にとってのチェルシーでの最後のシーズンになるようだ。

ちなみに、ランパードの去就は明らかになっておらず、英国『BBC』では引退の可能性も否定していない。また、昨日スペイン代表ダビド・ビジャの移籍が決まったMLSの新興クラブニューヨーク・シティへの移籍の噂もあり、W杯終了後の動きが注目される。

なお、ランパードの退団が決定した6月2日は、10年前にジョゼ・モウリーニョ監督がチェルシーの監督に就任したのと同じ日であるという。

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